Friday, December 28, 2012

下地先生釈放第一声 「自宅が留置所より寒い。」 下地先生の釈放報告会の動画あり

年の瀬もせまった今日、下地先生が釈放されたそうだ。

下地先生が釈放されて自宅に戻った際のTwitterの第一声が、

「自宅が留置所より寒い。」

だったのには笑ってしまったが、ご無事で何よりだった。

ただ、留置所のお弁当にあたってしまったそうで、少し痩せて見えた。


『mimiの日々是好日』というブログが昨日の午後9時に

速報で下地先生とNさんの釈放が決定し、Hさんは起訴されてしまったことを報じていた。

速報 下地先生とNさん釈放決定 一名起訴


処分保留というのは、起訴に切り替える可能性もあるという事でしょう。(現実、公判に持ち込むだけの証拠もなく、一度は、釈放が決定したものを、検察が抗告して拘留延長にしたものですが。)
そもそも逮捕、拘留自体が不当で違法なものです。


まだ、処分保留なので、喜んでばかりはいられないようだが、このブログでも紹介させていただいた各方面の声明や署名会見が釈放につながった、特に憲法研究者声明が効果的だったようだ。

これからは、下地先生の処分保留の行方を監視し、そして、今回起訴されてしまったHさんの救援活動に協力していきたい。

下地先生の釈放報告会の様子(ライヴ):



下地先生の発言概要 『ざまあみやがれい!』より

00:15:30頃登場
逮捕の時のこと思い出す 逮捕状をみた最初の印象、
もう少しもっとなんか(理由)なかったんかな、と笑ってしまった
かなり曖昧な文章。主語のないような。僕をつかまえるのが、こんな事由。
裁判所ってその程度なのかと。ぼくから見える景色としては、はっきりと思うのは警察はウソをついてでも捕まえるのだ、めちゃくちゃやる組織なのだと。それが証明された。
留置所に入ってから、警察組織を一体として見ていたのだけど、留置係りだったり、中には色々枝分かれしてる。そのヘンをキチンとみながら批判することやっていかないといけない。公安がめちゃくちゃなことをやった結果。中では平穏にやってた。手紙などは検閲はしてる?警察の悪口をしこたま書いてあってもだいじょうぶ。
外で呼ばれてるからか、中でもモジモジ先生と呼ばれていた。勘弁してくださいという感じだった。中では、自費弁当。親子丼注文したらあたってしまった。公安さんの取り調べはへでもないが食堂には、やられた。
大きい収穫はあった。本当に幼稚です。幼稚になる原因はなくはない。警察は厳しく制限されてる。家族含めてそういうとこ。彼らが何を正義としているかというと、限られてる。閉じられてる。どうなるかというとカルト化します。「過激派とつながりはないのか」と聞かれたが、過激派ってどこにいるの?と。
暴力沙汰について、常に起こっていることだけど、暴力を恐れる警察が暴力をやってる。20万人官邸前に集まっても誰も暴力はふるってない。暴力をふるってるのはあなたたちだと。
オウム事件、とめられなかったのがトラウマになってるのかも。未然に防ぐためには何してもいいのか。完全に狂ってる。
彼らはとんちんかんな理由でわれわれを恐れている。彼らにも分かる言葉で説明しないといけない。表現の仕方、考えていかないといけない
これまでの抗議、そうとうに効いているなと思ってる。どう抗議するのか、洗練されてく必要がある。
中から見てきたことは収穫。彼らは一枚岩ではない。取り調べしてる人に原発のことレクチャーした。
公安ていうのはやってることは陰湿で(中で?)嫌われてるのかなと気の毒におもった。でもやってることは酷い。救援の広がりがなかったら確実に起訴されてたとおもう。
一回拘留も却下されてるし。そのあとひっくり返された。むこうも色々あわてたと思う。批判の声が広がり、起訴が阻止された。でも1人起訴されたのは、彼らのメンツ。
立ち向かうというより、彼らのほうが幼いんです。上からしっかり見ていかないといけない。彼らの権力?に見合った知性を持っていない。われわれのほうがはるかに知性を持っている。
被ばく労働させられるかもしれない可哀想な立場でもある。
何事もなかったかのように(がれき)すすめているのが大阪。今後も救援ふくめて全力でやっていく。よろしくお願いします。
下地せんせい

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